もみあげ
KBCではちょっとした隙間時間でも楽しく過ごせるよう、いろいろな工夫をしています。
その1つとして、帰りの会がはじまる...
Apr/22/2024
毎年恒例のサマーキャンプに、今年は5年生が5人参加してくれた。
高学年になると、私たちキッズコーチのサポート役としても活躍をしてもらう。
1日の終わりには、活動の振り返りを行い、翌日に向けて話し合いをする。
5人は仲が良いあまり、ふざけ合ってしまうこともしばしばで、その中でも一番のお調子者であるはやと君は遊んでばかりで話し合いに参加しない。
いつもは他の4人も一緒になって遊んでしまうが、ここはキャンプということもあり、「はやと君、ちゃんとしなきゃだめだよ!」と、みんなから注意を受けた。
いつもと違う雰囲気に、はやと君は機嫌が悪くなり、「梅ちゃんが悪いんだ!」と八つ当たりをしてきた。
私は、「わかった。よっぽどのことがない限り注意しないことにするよ。どういう行動したら良いのか、はやと君が自分で考えてね。」と言って、1日目の話し合いを終わりにした。
翌朝、まず朝食から変化が。
好き嫌いが多いはやと君がさっさと完食し、低学年の子どもたちのフォローに回った。
この後も、2日目・3日目ともに、キッズコーチのサポート役をしっかりと努めてくれた。
注意するだけではなく、子ども自身に考えてもらうこと、子どもの可能性を信じて任せることも大切なのだと感じた。