自分で考える
毎年恒例のサマーキャンプに、今年は5年生が5人参加してくれた。
高学年になると、私たちキッズコーチのサポート役としても...
Jun/27/2024
遠くの方から、小学3年生のはるき君が、声を荒げて、「コーチに言うぞ!」と怒鳴っています。聞こえてくる会話で、ドッチボールのルールについて、同じ学年のまさと君と揉めている様子であることがわかった。3年生同士ということもあり、自分たちで解決できるか、少し見守ることにした。
「はるきは、そうやって困ったことがあると、すぐコーチに言うんだ!」と、まさと君が反撃。その言葉に、はるき君が泣きそうになり、手に力をぐっといれたのが見えた。男の子同士のトラブルは、熱くなって手が出ることも多いので、さすがに、仲裁に入ろうとしたところ・・・
「困ったからコーチに言うんじゃない。コーチは、いつも僕たちを見ててくれているんだ!コーチに、僕らの気持ちをちゃんと話して解決できれば、楽しくドッチボールができるから話すんだ!」と応えた。
その言葉にまさと君も納得して、ふたりで、私のところへ来て事情を話してくれた。
自分の感情的な気持ちを抑えて、冷静に話せたはるき君も、相手の意見を認められたまさと君にも成長を感じた出来事だった。