KBCで過ごす中で、子どもたちは様々な経験を重ね、毎日一歩ずつ成長。
「KBCものがたり」では、キッズコーチや保育士、栄養士たちが、キラキラ輝く子どもたちの成長の姿を記しています。

この施設では、工作で作ったものは自宅へ持ち帰るルールになっています。
ある日、1年生の男の子たちが私に相談にやって来ました。
「僕たちが作ったこのおもちゃ、みんなに遊んでもらいたいから学童のおもちゃにしてもいい？」とのこと。

「みんなが使えて楽しめるのなら預かるよ」と私が答えると男の子たちは、
「チラシを作ってみようよ！」
「見てくれるかな？」
「チラシと一緒に宣伝すればいいんじゃない？」
「もっと楽しそうなチラシにした方が集まるよ」と、
みんながこのおもちゃで遊んでくれるように一生懸命考え、アイデアを出し合い始めました。

その様子はまるで広告代理店の会議のよう！
あふれるアイデア、飛び交う意見、キラキラ輝く表情が眩しくて、しばらく見入ってしまいました。