KBCで過ごす中で、子どもたちは様々な経験を重ね、毎日一歩ずつ成長。
「KBCものがたり」では、キッズコーチや保育士、栄養士たちが、キラキラ輝く子どもたちの成長の姿を記しています。

私が所属する施設は、アレルギーをお持ちのお子さんが多い施設です。
普段から、キッズコーチだけでなく子どもたちも一緒になって「みんなでアレルギーから守ろう！」という意識を高く持って生活をしています。

ある日、ボール遊びをしていたら、とある子が盛大に麦茶をこぼしてしまいました。
しかもその場には、麦のアレルギーを持っている１年生の子が！！

私はすぐにその子を探して駆けつけようとすると、なんと私よりも先に５年生のいつき君がその子を抱きかかえて「危ないからこっちにいようね」と離れた場所に連れて行ってくれたのです。そして、その場にいた周りの子ども達がこぼれた麦茶の掃除をすぐに手伝ってくれました。

ドキッとするハプニングでしたが、機転を利かせて瞬時に行動をしてくれたいつき君をはじめ、速やかに協力体制に切り替えてくれた子どもたちがとても頼もしく、キッズコーチと子どもの関係でありながら、最高のチームメンバーでもあると感じました。