KBCで過ごす中で、子どもたちは様々な経験を重ね、毎日一歩ずつ成長。
「KBCものがたり」では、キッズコーチや保育士、栄養士たちが、キラキラ輝く子どもたちの成長の姿を記しています。

今日は、週に一度のキッズコーチ手作りおやつの日。
担当の私は、季節に合わせてキノコグラタンを作った。
子どもたちに感想を聞いて「おいしい！」と言ってもらえると、「やったー！」「すっごい嬉しい！」と私は身振り手振りをつけて、大きなリアクションで返答する。
このやりとりは恒例になっており、料理を2割増しでおいしくさせてくれる効果もあるのだ。

おやつの後、小学1年生のあさちゃんが、私のところに来た。
「どうしたの？」と聞いても、モジモジして話してくれない。
結局、「恥ずかしいから」と言って遊びに行ってしまった。
すると、帰りがけに、あさちゃんがそっと私に手紙をくれた。

「おいしいおやつのおかげで、キノコが食べられるようになったよ。」と書いてあった。
みんなの「おいしい！」という声で、苦手なキノコを食べてみる気になったようだ。

食べられた嬉しさを、どう伝えていいかわからず手紙をくれたあさちゃん。
ありがとう。