第6回目となるKBCαスピーチコンテスト supported by ITO ENが2日間に渡り5部制で開催されました。コミュニケーション講座の1年の集大成としてスピーチの技術や表現力を伸ばすと共に、子どもたちの想像力、自由で独創的な発想も大切にしています。

基礎のベーシックで土台を作り、スピークアップ→アドバンス→マスターと進級する毎に毎年信じられないほどスピーチ内容と表現力が成長していて驚きます。アドバンスクラスは学校や文科省の指導要領の問題点や社会問題へ子どもの視点で切り込み、論理で説得し感情に訴える素晴らしいプレゼンテーションの数々。

マスタークラスはSDGsの平和をテーマにアフガニスタンにおける中村哲さんの偉業から水～教育までの繋がりを学んだり、内堀タケシさんの写真からアフガニスタンの子どもの笑顔と幸福の多様性を知り、ノーベル平和賞のマララさんから女性が普通に教育を受ける難しさに気づきました。またソーシャルアクションとしてはランドセルを集めて贈る活動に参加。日本であたりまえのことがあたりまえでない世界の現実を知り、自分たちの言葉で、感じた経験を語っていました。

スピーチの作成とプレゼンテーションを通して、自分と向き合い自己を確立する。思春期の前の発達段階から、少しずつ大人のように自分の考えをしっかりと持てるように成長しているのが分かります。

緊張から上手くできない経験も辛いけれど、これも成長につながるので、来年へ向けてまた頑張って！大きな舞台に立つだけでも勇気が要ることで素晴らしいことです。

また来年成長した姿を見せてくださいね。