“世界で輝く自分らしさ”を育んでいくために、様々な国際教育プログラムを展開しているブランド「キッズベースキャンプ∞」。その中の一つ、「グローバルイシューズ」のイベントは、時事問題をテーマに世界を読み解くワークショップです。正解のない問いについて、みんなで考えお互いの意見を発表します。

今回取り上げたテーマは「アメリカ大統領選挙」。

それぞれの候補者の主張を移民、経済、環境、外交の４つの論点から話し合い、子どもたちは「自分ならどっちに投票するか？」を自ら考えて赤・青の札を使って投票しました。

候補者に扮して政策を主張するコーチのお話を真剣な表情で聞いてくれる子どもたち。中にはこのイベントに向けて1か月前から小学生新聞で予習をして、気合い十分な子も。

お友だちの意見を聞いて、「やっぱりこっちにする！」と考えが変わることもあります。論点によっては投票する候補者が違ったり、一貫してどちらかの意見に賛成だったり。しっかりと自分の考えを持って一票を入れることの大切さを学びました。

最終的にはキッズベースキャンプ∞の3店舗で投票結果を共有しました。
結果は、全ての店舗でハリス氏の勝利！
それぞれの店舗では子どもたちからこのような意見が出ていました。

・トランプ氏のように外からの人々を入れないようにすると、会いたい人達があえなくなる。仕事を探しに来た人や、安全に暮らすために来た移民の人は、自分たちが生まれた場所は選べないのに、それで不幸になるべきではない、国境を越えて幸せになる権利がある。

・「自国最優先」ではなく、自分たちが現状困っているとしても、諸外国との協力を優先したい。

・中国に対して攻撃的な姿勢を取るのではなく、技術で勝とうというハリス氏の意見に賛成。ともに成長していけば世界的に技術が発展していく。

とある4年生の男の子は、おじいちゃんおばあちゃんの前で「ハリスの方が良かったって言ってる子が多かったよ」と話して、感心された！というエピソードも。ご家庭でもニュースや新聞で取り上げられている話題について話し合うきっかけになるのではないでしょうか。